長距離運転を気持ちよく楽しむために知っておくべきこと


車を運転するのが苦手という人はともかく、ドライブが大好きという方であれば、長距離ドライブは最高にストレスが解消される場でもあります。確かに長距離ドライブをすることで、普段見慣れていない景色を目にするのはストレス解消にはもってこいです。

そこで、「長距離運転を気持ちよく楽しむために知っておくべきこと」と題して、注意すべき点などをピックアップしてご紹介してみたいと思います。

出発前の準備で大切なこと

オイル交換・空気圧の点検

日本は小さな島国とはいうものの、東京から九州までの距離は1000キロ以上あります。長距離運転をする場合には、事前にオイル交換をしておくのもよいかもしれませんね。

また、タイヤの空気圧の点検も大切です。とくにタイヤの空気圧が低すぎると、燃費が悪くなるだけでなく、高速走行時などにはタイヤが破損したりパンクしやすくなります。ちなみにタイヤの空気圧は、ガソリンを給油した際に気軽に点検してくれます。

目的地までのルートを事前に把握しておく

目的地に初めていくという場合や、何年も行ったことがないという場合には、目的地までのルート地図やカーナビで事前に把握しておくと、途中で道に迷うといった心配が要りません。

ちなみにカーナビの場合には、最新の地図に更新することもできます。その場合には、あらかじめパソコンなどで更新データーをダウンロードしておく必要もあります。とくに道路状況というのは、年々変わっています。今までなかったようなバイパス道路が、急にできていたりすることがよくあります。

運転中に気をつけること

休憩

長距離運転をする際には、出発前に十分な睡眠を取っておくことはもちろんですが、パーキングエリアで10分程度休憩を取るのも大切です。先を急ぐあまりに、休憩を怠ると集中力が散漫になります。とくにサイドミラーやルームミラーで後続車の確認をせずに、うっかり車線変更しようものならば大事故のもとです。

そうしたことからも家族でドライブに出かける場合には、家族全員の命を預かっているという自覚と責任を持つことが大切です。そうした意識を常に持っていると、わずかな疲れでも無理をしようとは思いません。

関東のオススメのサービスエリアを紹介しているので、良ければご参考にしてください。

姿勢

長距離運転をする際には、運転する姿勢というのも大切です。疲れてきたからといって、座席シートを後に傾けたり後にズラしてしまうとヒザが伸びきってしまうので、いざという時に急ブレーキをかけにくくなります。

また、背もたれシートの根元部分が開いた姿勢で運転しているのもよくありません。やはり背もたれシートの根元部分に、お尻がフィットするような正しい姿勢で運転をしていないとすぐに疲れてしまいます。

眠気対策

長距離運転には、コーヒーを飲んだり眠気覚ましドリンクを飲むという人が多いと思います。

ただし、眠気覚ましとはいっても、パーキングエリアで休憩する度にコーヒーや眠気覚ましドリンクばかり飲んでいると健康にもよくありません。

従って、飴やガムを口に含んでいると、眠気覚ましには結構効果があります。また、スルメなどをムシャムシャと噛んでいても口が動いているので、それも眠気覚ましには効果があります。

あるいは暖房の効いた車から、数分間だけでも外に出るとスッキリするという場合もあります。

渋滞をどう乗り越えるか

高速道路の料金所での渋滞予防法

高速道路の料金所で渋滞するというのはよくあることです。とくにその場合、ETCレーンがよく渋滞しています。確かに、ETCカードで高速道路の料金が自動で精算できるというのは大変便利なものです。ところが近頃では、多くの人に普及しすぎてしまい、逆にETCレーンだけが渋滞しているというのがよくあります。

従ってそんな時には、一般レーンから入ってETCカードで精算すると渋滞を回避することができます。ただし、ETC割引がない高速道路に限定されます。そうでないと、ETC割引ができませんからね。

渋滞予測サイトを利用する

近頃では、カーナビの代わりに同乗者がスマホでカーナビの役目をしてくれるというのもよくあることです。確かに、カーナビは年々地図が古くなってしまいます。従って毎回カーナビを買わずに、スマホで地図を調べながらドライブするととても経済的です。

さらに、スマホで渋滞予測サイトにアクセスして、渋滞予報を事前に調べるということも可能になりました。しかもリアルタイムで渋滞の予報を調べることができるので、最近ではドライブ中に渋滞予測サイトにアクセスしている人も多いといいます。

長距離運転は準備が大切

今回ご紹介したような点などに注意しながら、安全で楽しい長距離ドライブを満喫していただきたいと思います。