子連れのドライブは、新幹線や飛行機とは違って周囲に対するマナーを気にしなくてもよいという点が大きなメリットです。
とくに、子どもは見境なく騒ぎますからね。その反面、ドライブ中には渋滞があったり長時間狭い車内で過ごさないといけないということで、子どもがグズったりすることもよくあります。
ここでは、子どものグズリや思わぬ事故などを回避して楽しいドライブ旅行を成功させるコツについてご紹介したいと思います。
目次
子どもの「グズリ」対策
真新しいオモチャやグッズ
子連れのドライブでは、狭い車内で子どもをいかに長時間退屈させないか!というのが大きな課題です。もちろんそれは、飛行機や新幹線で旅行をする際にも同様のことがいえます。ただし車の場合には、長時間同じ環境ということもあって子どもが退屈しやすいのです。
従ってそんな時には、普段自宅で遊ばないような真新しいオモチャを買っておくとよろしいかと思います。普段遊び慣れているオモチャと違って、真新しいオモチャやグッズともなると退屈せずにオモチャで遊んで過ごすことができます。
今流行りのDVDやゲーム機
乗用車用のインバーター機器があれば、DVDプレーヤーで子どもが見たい映画やアニメのDVDを見ることもできます。あるいは、新しいゲームソフトを事前に購入しておいて、ゲーム機で遊ばすというのもよろしいでしょうね。
とくに最近のゲームソフトは、例え毎日遊んだとしてもすぐにゲームが終了するということもありません。ただし、道の駅やパーキングエリアに立ち寄った際には、子どもが大好きなお菓子を買い与えることも忘れてはいけません。
子どもの機嫌や体調に合わせる
夜出発する
子どもは昼間ワイワイ騒いでいることが多いので、夜はその疲れからすぐに寝てしまうことがほとんどです。従って、夕食をどこかのお店で食べたらその足で、長距離ドライブに出発するというのもよろしいかと思います。そうなると、子どものご機嫌をあれこれとる必要もありません。
おまけに夜は交通渋滞を避けることもできるので、予定時間よりも早めに目的地に到着することも可能です。それに信号待ち以外は車を停止しなくて済んだり、早朝や夜間など時間帯によってはETC割引が最大で50%オフというケースもあるので、ガソリン代や高速料金の節約にも繋がります。
赤ちゃんの汗対策
赤ちゃんをチャイルドシートに長時間乗せていると、通常のシートとは違って密着性が高いので背中に汗をよくかきます。
従って、赤ちゃんの汗対策には十分注意が必要です。また車内に差し込んでくる日差しによる紫外線対策も必要です。
そして、赤ちゃんに限らず子どもの水分補給などにも注意が必要です。従って、道の駅やパーキングエリアに立ち寄った際には、水分補給を忘れずに行う必要があります。万が一汗をかいてしまった場合には、今度は汗で身体が冷えると風邪をひいてしまうので、着替えなども事前に用意しておくとよろしいでしょうね。
事前の休憩ポイントの確認や計画が大切
ハイウェイオアシスを利用する
近頃の高速道路に併設されたパーキングエリアでは、単なる休憩所というだけでなく小規模な遊園地や公園・温泉などの設備が充実しています。従って子連れの長距離ドライブ旅行をする際には、臨機応変にハイウェイオアシスを利用するのもよろしいかと思います。
とくに車でのドライブというのは、新幹線や飛行機のような時間的な制約が少ないので気楽なのですが、その分移動時間が大幅にかかってしまいます。従ってストレスを発散する意味でも、子どもに限らず大人でもハイウェイオアシスにある温泉に入ると、長距離ドライブの真っ最中であることすら忘れてしまうくらいです。
余裕のある計画を立てる
遊園地やテーマパークなどを利用する際には、それまでのルートや交通状況などを十分に把握しておく必要があります。あそこにも行きたい!あれも見ておきたい!と無理な計画を立ててしまうと、思わぬトラブルに巻き込まれて当初立てておいた計画どおりにいかないというケースもよくあります。
とりわけ年末年始や大型連休などになると、高速道路を始めとして主要幹線道路では交通渋滞が付き物です。そんな中、当初の計画を実行しようとして無理な運転をしてしまうと、予期せぬ交通事故に巻き込まれるという可能性すらあります。
事前計画が成功の秘訣
長距離ドライブは新幹線や飛行機にはない気楽さがある反面、交通ルートの把握や車の事前点検・子どものグズリ対策などしないといけないことが沢山あります。
思わぬトラブルや事故に巻き込まれないようにするためにも、事前準備は大切ですね。